介護施設は室内環境の管理が大事

日本の気候は、四季折々の変化が楽しめる点が素晴らしいですが、一方で寒暖の差が大きく、たとえば夏や冬の時期になると過酷さが体に堪えることもあります。とくに、高齢者が入居する介護施設では、入居者の体への影響を減らすために、一年を通じて室内の温度と湿度管理が重要になってきます。年齢を重ねると、体の体温調節機能や温度変化への適応能力が衰えてくるため、体がついていけなくなるからです。そのため、熱中症や気温差によるヒートショックを起こしやすくなります。

室内を適切な温度と湿度に保ちましょう。冬は20~22℃、湿度は45~55%、春秋は、18~22℃、湿度は55~70%、夏は、24~28℃、湿度は45~55%に設定すると良いでしょう。また、トイレやお風呂も温度管理が必要です。ヒートショックを防ぐために、冬場は暖房などで適切な温度に暖めておきましょう。シャワーを流しっぱなしにしておけば、湯気で温まります。その際、浴室の扉を開けて、脱衣所まで温めておくことが大切です。

湿度も体への影響が大きい要素のひとつです。湿度が低いと、肌の乾燥やかゆみなどの肌トラブルを引き起こすだけではなく、鼻やのどの粘膜を痛めたり、痰が固まって喉に詰まりやすくなります。呼吸器系に疾患がある方は、呼吸困難や肺炎などを引き起こす可能性がありますので、加湿器を置き、湿らせたタオルを室内にかけて加湿すると良いでしょう。

また不特定多数の人が出入りする介護施設は、目に見えない空気の汚れも心配です。空気中のウィルスを抑制する機能を持った業務用エアコンや空調機器を設置すると良いでしょう。業務用エアコンを購入するなら、業務用エアコン専門の激安販売店がおすすめです。各種有名メーカーのエアコンを多数取り扱っているので、施設の面積や設置場所に合わせて選ぶと良いでしょう。

入居者の方に快適に過ごしていただくためにも、常に注意を払うようにしましょう。室内に温度計・湿度計などを設置してこまめにチェックをし、適切な環境に保つことが大切です。

医療・福祉施設を建築するうえで重要なこと

医療・福祉施設の建築にあたって重要なこととはなんでしょうか。最も重要なことは、医療施設であれば病気や怪我の治癒など診療科目に沿った処置を行うことであり、介護福祉施設であれば利用者が安全で快適に過ごせる環境を作ることです。これらを達成するためには、職員の技能等を高めるだけではなく、患者や利用者にとって充実した空間であることが重要です。

全ての人にとって快適な空間を作るのは難しいことです。そのため、実際に施設運営等を行うのであれば、より多くの人が快適だと感じるような空間を作ることになります。人が快適だと感じる室温・湿度は夏であれば25~28度・55~65%、冬は18~22度・45~60%であると言われています。この室温・湿度の範囲内であれば、夏の熱中症、冬のインフルエンザなどの病気、喉の乾燥感やドライアイなどの健康面、さらに節電効果が期待できます。

快適な室温・湿度をキープするには、空調設備にこだわるだけでは不十分です。高い気密性と断熱性により、空調設備の稼働効率を上昇させる必要があります。気密性や断熱性能を高めるためには施設が完成した後に追加で工事を行うよりも、施設を建てる際に気密性・断熱性能の高い建物・建築工法を選択することをおすすめします。

そこでおすすめしたいのが輸入住宅です。輸入住宅と言うと多くの方は「洋風の外観の家」とお考えになりますが、実は輸入住宅は気密性・断熱性能共に日本の一般的な住宅を上回ります。実は、日本で一般的に建てられている建物のほとんどは、気密性・断熱性能共にあまり高くない傾向があります。この違いは用いられている建材の特性によるものです。現在主流の建築資材は軽く、短い工事期間で建物を完成させられる一方、建材自体の気密性・断熱性は低い傾向があります。他にも、窓やドアなどの開口部から快適な温度に調節した空気が外へ流出し、施設内部には外気が流れ込んでくるため、快適な室温・湿度を保ち続けることは容易なことではありません。

たとえば、東京都立川に本社を持つ輸入住宅メーカー・天草ハウジングでは、高気密・高断熱の輸入住宅だからこそ効果を持つ、独自の空調システム「MaHAtシステム」を導入し、室温・湿度を適正温度に調整しやすくしています。他にも耐震・耐風・耐火性能に優れたメンテナンスフリーのレンガ積み外壁を評価され、個人宅だけではなく賃貸アパートや産婦人科、デイサービスセンター等の特殊施設の施工経験があります。

施工事例にも掲載されているデイサービスセンターでは「MaHAtシステム」による全室均一な室温調整により、浴室と通常空間の室温差がなく、利用者の身体への負担を軽減しています。これにより、浴室とその他空間との室温差によって起こる「ヒートショック現象」の発生確率を抑え、心筋梗塞や脳梗塞等の重大な病気のリスクを低減しています。

輸入住宅であれば、安全性にもデザイン性にもこだわった施設を作ることができます。医療・福祉施設のような利用者にとって快適かつ安全な空間が必要な施設を建てる場合には、一度相談してみてはいかがでしょうか?

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