介護事業所の受付や会計、介護サービス事業を行なううえで発生する介護報酬の計算、また、レセプト事業など介護事業を事務面からサポートするのが「介護事務管理士」です。技能認定振興協会が認定する民間の資格で、関連法規の知識、介護報酬の計算技能と知識、また、これらの業務を行うために必要な介護サービスの専門知識についての認定試験です。
介護事務管理士は、ヘルパーステーションをはじめ、ディサービスセンターやグループホームなどさまざまな場所で活躍しています。介護事業所以外でもクリニックや、保険請求審査機構や介護コンピューターのシステム会社など活躍の場は広まっています。超高齢化社会の進む現代、介護関連業務はますます需要が高まることは間違いないでしょう。また、全国どこででも働くことができ将来性が高く、希望に合った勤務スタイルを選べるなどの魅力があります。
この資格ひとつで大幅に評価を得られるというわけではありませんが、介護事業の業界で働くのであれば、キャリアアップや、転職のさいに考慮される項目のひとつといえましょう。実務経験や他の特技などとあわせ持つことで、能力のアピールにつながります。さらに、介護サービスはなくなる事がないので、就職や転職、再就職などに非常に有利に働くでしょう。
平成26年より障害者自立法が障害者総合支援法という形に変わりました。これにより、介護が重度に必要な障害者への支援範囲が拡大したものの、制度自体がまだまだ日が浅く、関連書類が専門的すぎるために介護事業者であっても手続きが難しいという事態に陥っているそうです。
特に事業者の方にも大規模から小規模まで様々ありますので、とてもそこまでの知識を詰め込んでいる暇もないというところもあります。
せっかく支援が拡大したのに勿体ないと思いませんか。この難解な手続きを簡単にするために生まれたのがきらめきプランという障害者ソフトです。webを使って、簡単に書類作成ができると評判で、現在積極的に事業者に導入が勧められているそうです。今後は、こういった新しいソフトやサービスを仕事に活かす力も重要になってきそうです。